SIDE BY SIDERS / The Stories

事業内容

Service

重度訪問介護とは

長時間の見守り型の介護で、
日々の調理、洗濯などの家事援助や入浴、排泄の援助、
外出時における移動中の介護、その他生活全般にわたる支援を提供する公的なサービスです。
重度障がい者が地域で生活するうえでは欠かせない24時間365日対応可能なサービスになっています。

対象者は障害支援区分4以上に該当する者で、
知的障害の場合は障害支援区分の
認定調査項目のうち行動関連項目等(12項目)の合計点数が
10点以上であることが利用の条件になっています。

パーソナルアシスタンスという考え方

私たちは重度知的障がい者の生活を支えるうえで
パーソナルアシスタンスという障害当事者主体の介助の考えをとっています。

発語の有無にカ関わらず本人の主体性を支援しながら、
自己選択、自己決定の機会を増やし、その経験を積み重ねることが大切だと考えています。

また本人の障害特性や性格を理解した支援者が介助に入り続けること、
地域との関わりを進める仲介役となることを心がけています。

これらのことが本人の権利を守ることにもつながっています。

意思決定支援について

知的障がい者の意思決定支援は、
生活する中で、具体的な場面において常に行われます。

それは本人とその意思を汲み取った介助者の共同の意思決定のかたちをとります。
介助者もともにその決定に責任を負うということです。

言葉の発語がなかったとしても、表情や仕草、今までの介助の経験から、
また絵や写真などを利用して本人の意志を汲み取っていく努力を惜しみません。

介助者付き一人暮らし

地域で生活するかたちは様々ですが、
私たちは介助者の支援を受けながら、
戸建やアパートで自立した生活することを提案したいと思います。

本人のためだけのスペースであれば、本人に合わせて環境を整えやすく、
また家族介護に頼ったままでは、介護負担をしているご家族自身、
またいわゆる「親亡き後」への見通しもつけられません。

そういった生活を実現するためには本人、ご家族、介助者、
それぞれに十分な準備期間が必要です。
そのためにも、本人を中心としながらご家族、本人をよく知る人々や、サービス派遣事務所等で
どのような生活が本人のためなのか考えていくためのチームづくりが必要になってきます。

ご家族にはぜひ我々が本人のよき理解者となるべく、
支援者の一員としてご協力いただければと思います。

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